随分前にお友だちと｢翔くんが退団を決めた時が来たらわかるかな？｣って話をした事があってね、その時は翔くんが辞めそうと感じが全くなかったからどうなんだろうね、その時にならないとわからないねって話してて。
で、いざ｢その退団を決めた時｣が近づいてきたらちゃんと気づけたのてよかったなと思ってます。でもこういう感覚みたいのってなかなか言葉に上手く表せれないんだよね。
私は｢顔が違う｣って言ってるんだけど。
ハリゴシの公演中はただただ楽しくて(翔くんの役はしんどい役だったけど)毎日2番手役の翔くんが見れるのが本当に幸せで。もし翔くんが2番手になったら、東上主演取れたらこんな幸せがずっとずっと続くのかと思ってたけど、、、
ワンス～の時かな、ワンスのお稽古待ち行った時からもうお顔が違って。翔くんの顔が女性の顔でね。いや、元々女性なんだけど。男役のギラギラしたのっていうのかな、それが全然なくて優しい顔というかまろやかというか。あーこれは辞める時が近いなと。で、この頃にハリゴシの役があちこちで絶賛されてたのね。私はそんなに褒めないでほしいなって実は思ってて。そんなみんなに大絶賛される役が来たら辞めちゃうじゃんって。他の宝塚の生徒さんも｢今回の役めっちゃよかったね｣って話してた次とかで辞めちゃう人が時々いて、それって役者冥利に尽きるとでもいうんだろうか？運命みたいな役に出会えたら満足するとかやりきったと思うとか、そういうのなのかなとか思うんですよね、私は役者じゃないから想像でしかないけど。
で、NZMで歌ったSHISHAMOの｢明日も｣、何でかわからないけどこの歌を歌って2階席を見上げている翔くんを見てたら｢あ、辞めちゃう｣って感じてね、そこから泣いて見れなくなっちゃって。終演後に相方に｢翔くんが辞めちゃう｣って言っても何で？って。まあ、そらそーだわ。あんな明るい楽しい曲でなんで辞めると思うんだって話しだけど。でも2階席を見上げる翔くんの顔がいつもと違ったの。そう、書いてて思い出したけど拓弥が松竹座を見上げてたあのお顔と一緒なのかも。だからこれは感覚でしかないんだよね。なので上手く言えない。
来月のグラフ誌が表紙な事、カレンダーが5月のページ担当な事（翔くんの退団は4月なので卒業後の掲載になる）、こんなのは全然退団をしないという理由にはならなくて。グラフ表紙なんて若手ワラワラにも回ってくるしカレンダーで重要なのは昔からスターカレンダーだけだし（翔くん掲載はステージカレンダー）。そんな事よりもお茶会の日程や会グッズのラインナップの方がよっぽど退団フラグだったし、受け止められないよ～とかってポエムを読んだりも出来ないので、冷静にでもしっかりと最後のその日まで応援しようと思います。まずはチケット。どうにか確保できますように。
