ソライロ・サプリ

★☆てっぺんのその先の景色へ☆★

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カルトワイン覚書。

プログラム見ながら場ごとに書くぞと思ったんだが、困った事にるいくんの顔しか見てなくてカミシモどっちから出てくるとか衣装とか全然覚えてない…マジか。2幕にも赤いシャツの場面あったはずなんだけどどこだったかな…。とりあえず覚えてるだけの覚書って事で。

 

 

第一幕

第1場A オークション(逮捕)

チャポ・エルナンデス役。

黒いスーツに赤いシャツ、赤いマフラーストール。

群舞になったら出てくる。センターよりややシモテ側。兎に角このダンスがかっこいい!ギラギラしていてこの時点で優勝!シモテに捌ける。

後半の椅子のダンス部分には出ない。

 

第2場 ホンジュラスクラブ

クラブの男役。

デニムパンツ、黒インナー、カーキ色ジャケット、スニーカー。

ややシモテでSEXYなダンス。有愛きいちゃんや春乃さくらちゃんと踊ってる。楽しそうにお話したり身体を密着させてキスしたりととにかくSEXY。シモテテーブルでお酒飲んだり、センター奥でダンスしながら絡んだり、気になりすぎて真ん中見れないぐらい18禁なるいくん。最後はきいちゃんと走ってシモテ奥に捌ける。

 

第5場 アメリカの雑踏~カリフォルニア・ハートス通り

チャポ・エルナンデス役(2幕最後まで)。

グレーのペイズリー柄のスーツ、ブルーグレーのシャツ、白いハット。指輪は右手に2つ、左手の薬指に1つ。シャツの前がリボンタイみたいになってて素敵。ヒゲはアゴヒゲと口ヒゲ。

シモテ奥から出て来てセンターの少し高い場所に座る。鞄を横に置いてタバコを吸う。はい、優勝!シガレットケースが金でめちゃ強そう。鞄をシエロ(桜木)に盗まれるんだけど、一切慌てず子分たちがシエロたちを追っかけてるのをタバコを吸いながらのんびり見てる。逃げ回るシエロがチャポの前に走ってくると「ハロー」と手をヒラヒラさせる余裕がカッコいい。子分のミゲル(真白)が買ってきたアイスコーヒーを飲んでるチャポ。一度セット後ろに回ってセンターに戻って来た時にはアイスコーヒーの中身がなくなってる(細かい!)

子分がシエロたちをボコボコにしてるんだけど「その辺にしとけ」って止めて「お前元マラスだろ、ほら、お揃いだ」って首のリボンタイをしゅるっと外して首元のTATTOOを見せるんだけどこれがまたカッコいい。たまらん。「命令を聞かなかったから逃げた、捕まったら殺される」というシエロに「マラスも忙しいからノコノコ国に帰らない限りは殺されはしないさ」とタバコに火をつける。すかさずわんたがジッポで火を付ける。吸い終わったタバコは真白が持ってるアイスコーヒーの空カップに突っ込むんだけど、子分たちの動きが正に子分って感じで素晴らしい。ワンチーム!

「夢をみつけるのが夢だ」というシエロに「食うに困ったら連絡しろ」と自分の連絡先を書いた紙を渡して子分を引き連れてシモテに捌ける。

 

第7場 カルロスのレストラン~チャポの事務所~病院~抽象

カミテのワインセラーのセット前の台の上。

アマンダ(春乃)から貰った高級ワインを売りに来たシエロ。「こんな高級ワインどこから盗んできた」シエロ「盗んだんじゃない、バイト先のお嬢さんにもらったんだ」そのワインは生産量が少なくカルトワインと呼ばれる高級ワインだった。気前よく2000ドル渡してあげるチャポ。「また貢いでもらったら持って来い」とカミテに捌ける。

シエロが失礼な口の利きかたをして子分は怒るんだけど、チャポは全然気にしてないの。面白いオモチャ見つけた感じ。

 

第9場 チャポの事務所~新しい人生

カミテのワインセラーのセット前の台の上。

フリオ(瑠風)の妹の手術代が6万ドル必要なシエロとフリオは安ワインをブレンドしてスパイスを加え高級ワインそっくりの偽造ワイン30本を作りチャポの事務所に持って行く。しかしチャポは瓶を見ただけでそれが偽物だと気付く。ボコボコにされる二人。チャポはその様子を見もしないで偽造ワインを開けて飲む。この時、後ろを向いてワインを開けてるんだけど、コルクをあけてる仕草たまらん好き。ひと口飲むと「ん?」という顔をしてもうひと口。

チャポ「待て、この中身はどうした?」

シエロ「俺が作ったんだ」

チャポ「一人でか?」

シエロ「こいつは手伝っただけだ、俺一人で作った」

チャポ「ツメは甘いが中身はなかなかの物だ。俺の所でもっと高品質の偽造ワインを作ってみないか?」

シエロ「6万ドルくれるならお前を儲けさせてやるよ」

さらさらと小切手を書き始めるチャポ。

シエロを止めるフリオ。しかしシエロは「6万ドルあれば手術が受けられる。俺はチャポの所に…」小切手を書いてる手を止めギロっとシエロを睨むチャポ。それに気付いたシエロは「チャポ"さん"の所にいく。マラスの刺青があるやつがレストランにいたらみんなに迷惑かけちまう」と言い直す。ヨシって感じで小切手の続きを書くチャポ。小切手を渡した後シエロの頭にポンッと手を置いて目を覗き込んで「しっかり働けよ」と言ってカミテに捌ける。ここの一連の流れが怖すぎて、めちゃくちゃカッコいい。決断力のあるいかにも成功者って感じで、でも最後に頭ポンッで目を覗き込みながら「しっかり働けよ」はめちゃくちゃ怖い。鋭い目付きが上下関係をしっかり分からせる感じというか。それまでのフランクで豪快なおじさんではなくて裏社会の人って感じが一瞬で伝わってきてぞくぞくする。

ここ出てくる時、ワインの入った箱持って出てきてる?暗くてよく見えないんだけどね。チャポさん自ら持って来るの?と思ったけどその後の立ち位置考えると自分で持ってくるのが一番なんだよね。梅田で確認する。

 

第二幕

第1場 オークション(ブラインドテイスティング)

グリーンのジャケット、グレーのパンツ、ブルーのマフラーストール。

カミテから出て来る。オークションの札は99番。指輪は石の付いた豪華そうなのに変わってる。確かひとつは赤い石だったような?これも梅田で確認する。

ヒゲは口ヒゲは変わらずでアゴヒゲはフェイスラインぐるっとに変わってる。一幕から10年経って貫禄が出た。

 

ワインオークション会場。どんどん高額ワインが競り落とす見かけない顔の青年がいる。相場以上の値段で華麗に競り落としていくその青年はカミロと名を変え経歴を偽って紳士に変身したシエロだった。ワイン愛好家たちはあいつは誰だ?と噂する。ブラインドテイストで優勝したカミロに「チャポ・エルナンデスです」と握手を求めるチャポ。チャポも入っているグランピーガイズというワイン愛好家の集まりに誘われるカミロ。

名乗ってカミロに声を掛け握手を求めるチャポの姿に観客は全てを察する2幕頭。自分が育てたカミロと初対面のフリをして挨拶をするチャポ。そこには確実に悪い匂いがする。グランピーガイズのリーダーがカミロを集いに誘うと、ニヤリと笑って捌けて行くチャポが怖い。自分が育てた犬がドッグコンテストで優勝した感じ。他の愛好家たちとのやり取りをじっくり様子を伺って見ているチャポが本当に悪くてステキ、全てチャポの手のひらの上って感じ。

 

第2場 高級レストラン(グランピーガイズ)

カミテからグランピーガイズのメンバーたちと話しながら出てくる。テーブルに座る時は向かって左から二人目。

グランピーガイズはみんなで持ち寄った高級ワインを飲む会なんだけど、それをボクシングの試合に例える愉快な場面。るいくんも楽しそうに踊ってて可愛い(但し見た目はヒゲのおじさん)チャポの持って来たワインの銘柄忘れちゃった。

カミロは何者なんだと興味津々のグランピーガイズのメンバーにつるっとカミロの嘘の経歴を話す所とか嘘慣れしてて怖い。もう全体的に存在が怖いチャポさん。

 

第4場 オークション(出品依頼)~過去回想

オークション会場で競りに参加してるチャポ。オークションの会長ミラに「お持ちのコレクションの中からワインを出品しませんか?」と話を持ち掛けられるカミロ。チャポは競りに参加しながらその様子を聞き耳を立てて聞いてるんだけど、客席に背中向けてるのに聞き耳と立ててるってのがよくわかる。カミロとミラのやり取りを満足げにニヤニヤ見ているチャポ、全てはチャポの思惑通り。背中がめちゃくちゃカッコいいの!!!好き!!!

 

「ここで少し昔話をしようか」と言うるいくんのセリフで場面は一転しチャポの回想へ。声がいい、たまらん。この一言で場面はサッと変わる。るいくんの声と存在感が抜群すぎる。こういうるいくんが見たかった。

シエロは何故カミロと名乗っているのか。偽造ワインを作り始めた10年前はチャポのルートで売りさばいていた。しかしそれにもやがて限界がくる。そこで、シエロを完璧な紳士に仕立て上げ、完璧な純白という意味を持つカミロ・ブランコという名前を与えたのだった。「俺を盾にする気か?」と最初は乗り気でないシエロだが「神に与えられたギフトがどこまで通用するのか試してみたくてたまらないだろう?これは俺が与えたギフトだ、チャンスという名のギフトだ」というチャポの言葉に覚悟を決める。

この場面を操ってる感がたまらない。チャポの持つ求心力と王者感、成功者の余裕の圧倒的さ。あと普段は一人称が「俺」なんだけどこの昔話の所だけ「私」になるのがいい。好き。

 

第7場 オークション(錬金)

熱狂のオークション会場ではカミロのワインは高額で落とされて行く。

「合法、非合法に関わらずワインは錬金術なのさ」とチャポ。

 

 

第9場 電話

カミロの出品したワインは偽造ワインではないかと疑ったある愛好家がFBIに調査を依頼する。ゴールデンハンマー社の会長ミラはワインも経歴も偽造だと見抜いた上でカミロに売り上げの半分のマージンを寄越すように話を持ち掛ける。カミロはチャポに電話をして「半分寄越せと言われた」と訴えるが「あの女なかなかやるな、まあ半分でも儲けにはなる」「でも…」と言い訳をするカミロに「演技のし過ぎで立場って物を忘れたんじゃないのか?俺はお前をブドウ畑の肥料にだって出来るんだぞ」と偽造ワインの出品を続けるようにカミロに命令する。

怖い、怖いよチャポさん。でもカッコいい。カミロはあくまでも駒のひとつでしかなくて、いつでも切り捨てる事も出来る。この頃からこいつはもうそろそろ潮時かな?とか考えてるかもしれない。ぶるぶる。

黒いスーツに赤いシャツ、赤いマフラーストールかな?

高い所から見下ろしてるチャポが、そのまんま全てを操ってて全てを見ているという意図の演出なんだろうなと思う。

 

第11場 オークション(逮捕)

オークションではカミロの出品したワインは高額で競り落とされていく。

そこにFBIが乗り込んでくる。

 

第12場 法廷~面会室~オークション

法廷に立つカミロは黙秘を続けている。カミロが偽造ワインを作っていると証言したのはフリオだった。こんなに大掛かりな偽造ワインを作るのは組織的な犯行に違いないと詰め寄られる。フリオが証言したと知ったカミロは「自分ひとりでワインを作った」と言うのだった。

裁判官がセットの一番高い場所にいるんだけど、途中でチャポと入れ替わるのね。そして「一人でワインを作った」と言うカミロを見下ろしてニヤっとして帽子を目深に被りなおして去って行く。これがたまらなく恐ろしくてカッコよくて一番好きな場面かもしれない。きっとこうなる事も全部予想してて何なら裁判官や証言台に立ったフリオ以外の証人はチャポが手を回した人かもしれない。自分の名前を出さないと確信して帰っていくんだけど、この人は本当に冷酷なんだなってのがわかる。

刑務所に入ったシエロにフリオが面会に来て「何でチャポの名前を出さなかった?」って聞くと「名前を出したら今頃わんちゃんと一緒に殺処分さ」ってカラッと答えるシエロなんだけど、10年チャポの下で働いて彼の冷酷さを知ってるんだなって。ここの最初に面会する所の「よう、親友!」って明るく出て来るシエロが超好き。

 

第14場 フィナーレ

黒シャツ、黒パンツ、紫のキラキラの付いたベスト。

キラキラベストのるいくんカッコいいよ~!らぶ。カミテから出てきてセンターカミテ側で踊ってます。カッコいい。男役のるいくんのダンスを待ってた。フィナーレは短めですぐに挨拶へ。ご挨拶のタイミングは組長副組長の前で風色くんと。

捌ける時は隣のなっつやすっしーさんと目を合わせて楽しそうに踊りながら捌けていく。あー可愛い!