ソライロ・サプリ

★☆てっぺんのその先の景色へ☆★

珠城りょうさん卒業会見

昨日はLINEでその一報を知りました。相方からの「公式を見て」とひと言だけのLINEに、そのものズバリは書いてなかったけれど、だから余計に珠城さんが卒業を発表したんだろうなと察しました。

 

公式サイトを開く。情報が多い。

珠城さんの6月のディナーショー

珠城さんの9月のバウホール公演演目

さくらの9月のミュージックサロン

月城さんの9月からの全国ツアーの演目

そして来年2月14日に珠城さんが卒業

 

それらを読んでも泣けなかった。涙が出なかった。そんな日が来たら真咲さんや紅さんの時みたいに三日間泣き続けるだろうなと思ってたけれど、そんな事はなくただ動けなかった。スマホの画面をぼんやり見つめながら友だちとLINEで全国ツアーのヒロインは誰かねなんて事を話していた。気付いたら3時間ぐらい経っていた。部屋は真っ暗だった。

 

今日のタカラヅカニュースの冒頭で珠城さんの卒業発表のお知らせが流れた。おとめの写真の珠城さんはキリっとしてて美しくて改めて惚れ惚れした。やっぱり泣けなかった。

 

 

そして今日午前中に行われた珠城さんの退団会見の新聞記事を読んだ。やっと泣けた。珠城さんが会見で『今まで耐えて背負ってきたもの、少しずつ下ろしていっていいのかなって思うようになった』と、号泣したと書いてあって、ああやっと珠城さんはその背中に背負った大きな大きな物を下ろせる時が来たのかとホッとした。安心した。安心したら涙が止まる事なく溢れてきた。

 

泣き虫の珠城さん。あなたは真咲さんの卒業公演千秋楽のカーテンコールで「泣くな、しっかりしろ」と真咲さんに叱咤激励されましたね。そして客席を向き「若い二人をよろしくお願いします」と言う真咲さんの愛に私は泣きました。あなたは涙をぐいっと拭い泣いてませんと言いたげに首を横にぶんぶんと振りました。真面目で責任感の強いあなただから、だからきっと真咲さんはお客様の前で「泣くな」と言ったんだと思うんです。お客様の前でそう約束させないと泣き虫のあなたはきっとまたすぐに泣いてしまうから。

約束通りあなたは泣きませんでした。沢山の仲間の卒業を見送り泣きそうになった事もあったけれど、穏やかににこやかに時には自身のほっぺたをペシペシ叩いたりしながらも涙は見せなかった。

そんな珠城さんが会見で号泣したと書かれているのを読んで本当に心から安心した。泣けるようになったんですね、よかった。と、同時に改めて感じる若き王の背負っていた物の大きさと責任を。

 

早くに抜擢された珠城さん、早くにトップ就任した珠城さん、研13で卒業ですよ。早すぎます。入団9年目の若き王の背中に背負わされた重責とプレッシャーはとてもとても重かったでしょうね。よく頑張りましたね。本当によく頑張った。

 

大好きな珠城さん。

たまさん、私はたまさんのお芝居が大好きです。歌もダンスもリフトも大好きです。デュエットダンスの時に優しく相手役さんを見つめる眼差しが大好きです。あたたかくて人間味溢れるたまさんの人柄が反映されたような素敵なお役の数々。たまさんの事をさくらが「珠城さんは無敵のヒーロー」と言った時に拍手喝采でした。私にとってもたまさんは無敵のヒーローです。

 

大好きな珠城さん。

たまさんの次回のお茶会がコロナのせいで中止になってしまったのが残念でなりません。お話が聞きたかった。話してる時にちょいちょい出てくるたまさんのギャルな部分が大好きです。握手の時に微笑んで下さってるのが大好きです。楽しそうにお話する姿も会場全体を見渡す姿も大好きです。お話が盛り上がってくると早口になる所も、手振りしながらお話する所も、お話しながら一人で笑っちゃってる所も、全部ぜんぶ大好きです。

 

大好きな珠城さん。

卒業まであと11ヶ月。ほぼ一年あるって事は、これから春が来て、夏が来て、秋が来て、冬が来る。まだまだ4つの季節をたまさんと過ごせるんですね。

たまさん、私思うんですけどね、最後の一年は多少はワガママにしてもいいんじゃないですかね。たまさんは周りの事を考えすぎですよ、気を使いすぎですよ。たまさんはそんな事ないっておっしゃるでしょうけどね。少しだけワガママに、自分の事を優先してみてはいかがですか?

 

 

『背負っている物をそろそろ下ろしてもいいのかな』と表現をするたまさんが大好きです。「やりきりました」「満足です」ではないのがたまさんらしくて。不器用なあなただから、その背負った物を下ろすのに時間が掛かるのかもしれませんね。だからこの時期の卒業発表なのかな、とも思ったりします。そんな所もたまさんらしくて好きですよ。

 

自由に伸び伸びとあなたの目指す男役を、最後の最後まで思う存分演じる事が出来ますように。

今はただそれだけを願っています。