ソライロ・サプリ

★☆てっぺんのその先の景色へ☆★

2/25

ツイッターで「ロミオが追放された後に乳母がすぐにパリスとの結婚を薦めてくるのが信じられない、もっとジュリエットに寄り添ってほしい」みたいなの見かけて、ほう、そういう考えもあるのか、と思いました。今回みほちゃんが乳母をどのように演じてるかはまだ見てないからわからないけどね。

・親が持ってきた縁談、金持ちのボンボン(パリス)

・敵家の男で両親は勿論反対、従兄を刺殺した後に国外追放(ロミオ)

最初はさ、お嬢様が好きになった人(ロミオ)との結婚を戸惑いながらも喜ぶわけですよ。会って喋ったら好青年だし。何よりお嬢様が幸せそうだし。でも不幸な事にジュリエットの従兄のティボルトを刺殺しちゃうわけじゃないですか、それが故意でないにしても。おまけに大公の怒りを買って国外追放になるわけじゃん?そらパリス薦めますわ。大切なお嬢様を殺人者で追放者の所にお嫁になんてやれるわけないし、追いかけていって結婚したとしても、今まで裕福な生活をしていたお嬢様が国外で生きていけると到底思わないもん。お嬢様の幸せだけを一番に考えてるんだよ、乳母は。だからロミオが追放になったら「パリス様と結婚」って言うんだと思うんだよね。

 

私はきっとというか確実に親目線の年齢になってるので「愛があればお金なんてなくてもいいの」なんてちっとも思わないし(まあ私は若い頃からそういう考えだったけど)ジュリエットみたいに愛に暴走するのは若さ故だな凄いなとしか思わなくて、乳母とかお母さんとかそっち目線になりましたね。エリザベートもシシィではなくてゾフィーの気持ちがわかるようになってきたし、きっと次にアナスタシアが再演される時にはマリア皇太后(おばあさま)の目線で見るようになってるかもしれません(笑)