ソライロ・サプリ

★☆てっぺんのその先の景色へ☆★

5/15

月組初日おめでとうございます!

 

って事で張り切って初日に行ってきました。この一年の間、公演がいつ中止になってもおかしくない事を身をもって知り、なるべく早く見ておかなきゃね。

 

今回は南北朝時代のお話です。父の意思を継ぎ南朝の為に戦う楠木正行後村上天皇の侍女・弁内侍の恋を描いたお話です。和物って女役の出番がほんっとーにないんですけど、今回のさくちゃんの役は思ったよりあった、よかった。30分ぐらい出て来ない上に、髪を切って仏門に入ってしまうとかよくありがちなので(笑)

弁内侍は楠木さんに助けられて、京まで送る道中一緒に歩いて旅するし(さくちゃんが演じる女の子は総じて強い、御輿になんて乗らないで徒歩)道中の煮炊きのお手伝いするし(お姫様だから出来ないんだけど)好きで好きで気持ちを押さえつつも最後は追うって所がさくちゃんだなーと。史実にあるエピソード(楠木さんが侍女を助けて、その侍女を天皇より賜嫁を提案されるが断る)らしいけど、綺麗にまとまってるし何よりも珠城さんとさくらにぴったりで。誠実で優しくて楠の様に真っ直ぐで大きな珠城さんと、料理以外は何でもできるさくらと、ほんと二人にこんなぴったりのお芝居持ってくるなんて久美子先生天才かな?

 

ショーはさくちゃんのお披露目のクルンテープぶりのショー作品です。楽しい!可愛い!大好き!キラキラしてて爽やかで、これぞ月組さんのショーって感じ。さくちゃんの出番も沢山あって、さくちゃんに着て欲しかったスパニッシュなお衣装も、さくちゃん中心の娘役の場面も、さくちゃんのエトワールも、本当に本当に盛り沢山でめちゃ嬉しい。

 

しかし、まあお芝居もショーも最初から最後まで泣きっぱなしですよ。お芝居はともかく、ショーなんて「組子が全員いる!嬉しい!」ってオープニングからガン泣き(笑)マスクの替えを持って千秋楽まで走り抜けたいと思います。

 


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