今日は星組バウホール公演『ベアタ・ベアトリクス』からの宙組公演HiGT&LOWでした。
ベアタ・ベアトリスクはまさかまさかの最後号泣でした。画学生たち(極美とさりお)が絵画に落書きしたりするし、全然勉強しないしで退学させられそうになって、そこに天飛(優等生)がきてコンクールに入賞したらみんなの退学をなしにしてくれって条件を出すわけですよ。そんでコンクールに出す絵を半年で完成させる事になるんだけど今までさぼってた極美たちはデッサンすら上手く描けず、天飛が極美たちの先生となり教える事に。今まで一人で絵を描いていた天飛は仲間が出来てみんなで絵を描いていく、って所から話が進んでいくのね。無事にコンクールで三人の絵は売れて退学処分は免れる。天飛はその才能を見出だされてパトロンが付くんだけど、せっかくのパトロンがついて上にあがるチャンスとやっと出来た仲間との友情の間でとても悩む。極美のモデルだった小桜をモデルに借りて描いたオフィーリアの絵は天飛にとって最高傑作になったか、それをきっかけに極美と天飛はすれ違うようになる。
明るい学生時代から一変して描けない悩みや恋の苦しみみたいのが本当に辛くて。若い頃に仲違いして出来なかった握手を最後(極美は死ぬ間際)に二人はやっと握手出来るわけですよ。また絵を描こうって。もうこれは泣くなって言われても無理ですわ。若くて青くて未来があってこれからのスターさんたちって感じでとてもよかったです。星組の未来は明るい！
